Kernel登録のメタデータ(書誌情報・抄録)に関するお知らせ


神戸大学機関リポジトリ運用指針改正について

このたび、学術成果リポジトリKernel登録論文のメタデータ(書誌情報・抄録)に関して、神戸大学機関リポジトリ運用指針 [PDF 430KB]を下記の通り改正いたしましたので、お知らせいたします。

(教育・研究成果の保存と公開)
第9条 附属図書館は、登録者から提供された教育・研究成果について著作権法その他関係法令等を調査し、公開について⽀障がないと判断した場合には、リポジトリに恒久的に保存し、無償で公開する。
2 附属図書館は、登録者から提供された教育・研究成果の書誌情報や抄録をメタデータとしてリポジトリに登録する。
(教育・研究成果の利⽤)
第10条 リポジトリに登録された教育・研究成果及びメタデータに含まれる抄録を利⽤する者は、著作権法に規定されている私的使⽤、引⽤等の範囲を超えて利⽤しようとする場合、著作権者の許諾を得なければならない。ただし、利⽤条件が明⽰されている場合はこの限りでない。

本学は、神戸大学オープンアクセス方針 [PDF 127KB]にて定める通り、学内の卓越した研究成果を広く世界に向けて発信することを目標としています。今回の改正は、本方針の趣旨に則り、本学の研究成果に対してKernelに登録するメタデータ(書誌情報・抄録)も可能な限りオープン化を推進するためのものです。改正に併せて、Kernelのメタデータ(抄録を除く)が自由に利用可能であることを下記ページの「ご利用にあたって(著作権)」に明記致しました。

「学術成果リポジトリとは」

Kernel公開学内刊行物の刊行元および著者の皆様へ

なお、論文へのアクセス数増加や研究成果のプレゼンスの向上を目的としたメタデータ(書誌情報・抄録)オープン化の動きは、国内外で拡大しています。
例えば、国内のDOI登録機関であるJaLCは、メタデータのオープン化を推進しています。これに付随し、2022年9月のKernelのシステム改修以降は、Kernel経由でJaLCシステムに流通する論文抄録情報は、「第三者使用可」(第三者に抄録の自由利用(複製、翻訳、再配布等)を許諾する)という条件で提供されます。(適用除外の対応をすることは可能です。)

「メタデータのオープン化」

つきましては、このたび、JaLC DOI付与対象の学内刊行物の論文抄録に関して、2022年6月末を期限として再利用の条件を確認させていただきたく存じます。対象刊行物は、下記リストに掲載の通りです。

【対象誌一覧】 [Excel 11.1 KB]

■対象刊行物の刊行元の皆様
確認は各学内刊行物の刊行元様経由とさせていただきます。2022年2月10日(木)、各刊行元様宛のメールにてご案内を送付させて頂きますので、ご確認ください。

■対象刊行物の著者の皆様
著作権を保持される各著者の方で、第三者による抄録の自由利用(複製、翻訳、再配布等)を希望されない場合は、刊行元様までご連絡ください。

また、今後新たにJaLC DOIを付与するコンテンツの抄録に関しては、適用除外のお申し出を頂かない限りは第三者による抄録の自由利用(複製、翻訳、再配布等)が可能という利用条件を適用させていただきます。
今後、学内刊行物をKernelにご登録いただく場合の詳細については、下記のページにまとめておりますので、今一度ご確認頂けますと幸いです。

「紀要論文について」

何卒、ご理解・ご協力の程、よろしくお願い致します。

お問い合わせ先

 電子情報グループ電子図書館担当(内7333)
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