講習会は終了しました。たくさんのお申込みをありがとうございました。
12月1日(金)に大学図書館職員等を対象とした西洋古典資料の保存に関する講習会を対面及びオンラインで開催します。
開催趣旨
本講習会では、西洋古典資料に関する資料保存の知見や劣化対策を大学図書館内で共有することを目的としており、2部構成で行います。第1部は一橋大学社会科学古典資料センターで蓄積された知識に基づく西洋古典資料の保存・修復に関する講義、実演および加盟館からの事例報告で、現地参加とオンラインで行います。第2部の実習は現地参加のみとし、技術の補完を目標とします。現地参加者には見学会として、通常非公開の神戸大学附属図書館貴重書庫と社会科学系図書館内、開催中の図書館資料展「1933 ― 社会科学系図書館誕生90周年 ―」をご案内します。
概要
主催:国立大学図書館協会近畿地区協会(主担当:神戸大学附属図書館)
共催:兵庫県大学図書館協議会
対象:1.国立大学図書館協会近畿地区協会、兵庫県大学図書館協議会に加盟する図書館職員
2.資料保存に関心のある図書館関係者、研究者や学生等
日時:2023年12月1日(金)
現地参加:10:30-17:00(11:30-12:30昼休憩)※現地参加は対象1の方のみ
オンライン:10:30-14:25(11:30-12:30昼休憩)
会場:神戸大学フロンティア館3階プレゼンテーションホールまたはオンライン(Zoomミーティング)
会場地図
申込について
募集定員:現地参加:40名 オンライン(Zoom):280名
参加費 :無料
申込方法:本ページ下部の申込フォームよりお申込みください。
申込期限: 11月27日(月)17:00(申込を締切りました)
プログラム(予定)
<第1部:現地およびオンライン開催>
10:30 開会挨拶
10:35-11:00 概要説明「西洋古典資料保存ネットワークについて」堀越 香織氏(一橋大大学社会科学古典資料センター)
11:00-11:30 事例報告:坪内奈保子氏(国際日本文化研究センター)日吉 宏美氏(神戸大学附属図書館)
11:30-12:30 昼休み
12:30-14:15 講義「本を残すために:一橋大学社会科学古典資料センター保存修復工房での取り組みから考える」(講師による実演:保存容器製作)
講師:篠田飛鳥氏(東京大学経済学部資料室)
14:15-14:25 質疑応答
<第2部:現地開催>
14:25-14:40 休憩
14:40-16:55 (※2班にわかれ、実習と見学を交互に実施)
・実習:ドライクリーニング、保護ジャケット・封筒フォルダ製作
・貴重書庫、社会科学系図書館内、資料展の見学
16:55-17:00 閉会挨拶
本件についてのお問い合わせ先
神戸大学附属図書館(西洋古典資料保存講習会担当WG)
電子メール:kobelib-event1[at]lib.kobe-u.ac.jp ([at]を@に変えてください。)