




文化財のための保存科学入門
京都造形芸術大学編
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担当教員からのコメント:
文化財保存科学の手法は専門特化しています。本書は保存科学の文化財への応用的側面を学ぶ際に、不可欠な入門書です。


博物館資料取扱いガイドブック : 文化財、美術品等梱包・輸送の手引き
日本博物館協会編集
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担当教員からのコメント:
文化財の梱包・輸送の実務上の知識を、絵画、陶芸といった種別ごとに紹介。初版。

博物館資料取扱いガイドブック : 文化財、美術品等梱包・輸送の手引き
【改訂版】
日本博物館協会編集
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担当教員からのコメント:
博物館資料を、実際に現場でどう取り扱うか。文化財取扱い実務を種別に紹介。改訂版。

歴史資料の保存と公開
文書館問題研究会, 横浜開港資料館編
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担当教員からのコメント:
文書館の保存・公開状況を、神奈川県の事例から考察。日本のアーカイブズの現状と課題を考えるのに役立つ。


Clean life
環境文化創造研究所 [編]
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担当教員からのコメント:
環境文化創造研究所が同名の機関誌で取りあげてきた、ミュージアムIPMに関する記事等を集成、書籍化したものです。

東京国立博物館の臨床保存 = Clinical conservation at the Tokyo National Museum
【改訂版】
東京国立博物館編集
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担当教員からのコメント:
『博物館資料の臨床保存学』の実践編。東博での日常の資料管理の在り方を紹介。




博物館・美術館の生物学 : カビ・害虫対策のためのIPMの実践
川上裕司, 杉山真紀子著
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担当教員からのコメント:
カビや昆虫から資料をどう守ったらいいのか。IPMの解説もしながら、具体的な対策を紹介しています。




文化財害虫事典 : 博物館・美術館におけるIPM (総合的害虫管理) 推進のために
文化財研究所東京文化財研究所編
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担当教員からのコメント:
文化財の保存管理における大敵の一つが虫やカビです。IPM対策で欠かせない害虫の基礎知識をまとめた事典。改訂版『文化財害虫事典』も所蔵。


博物館資料保存論 : 文化財と空気汚染
佐野千絵 [ほか] 著
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担当教員からのコメント:
東京文化財研究所における学芸員研修がベース。博物館の保存・展示のための空気環境を獲得するノウハウを紹介。

文化財・保存科学の原理 : 文化財の劣化・損傷要因とその保存対策
丹青総合研究所, 丹青社企画・編集
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担当教員からのコメント:
文化財に極力手を加えず、気候や照明、虫からの劣化をどう防ぐか。資料の損傷要因、対策を示す。

保存環境を整える : 厳しい気候,各種災害から資料をいかに守るか : 第7回資料保存シンポジウム講演集
国立国会図書館編
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担当教員からのコメント:
中国、韓国、ベトナム、モンゴルの資料保存の現状から、さまざまな環境下での保護について考える。下記リンクも参照。http://www.ndl.go.jp/jp/preservation/cooperation/index.html




紙の劣化と資料保存
鈴木英治著 ; 日本図書館協会資料保存委員会編集企画
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担当教員からのコメント:
本の紙はさまざまな理由で劣化します。劣化を抑え長く資料保存するには。日本図書館協会の「シリーズ本を残す」には他にも紙資料保存の話が豊富です。

紙と本の保存科学
【第2版】
園田直子編
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担当教員からのコメント:
図書館・保存科学・修復・パルプ科学などの研究者たちによる共同研究。紙や本の保存に焦点をあてた基礎文献。類書に『「紙の若返りを考える」 : 国立民族学博物館国際シンポジウム』


図書館資料としてのマイクロフィルム入門
小島浩之編 ; 安形麻理 [ほか] 著
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担当教員からのコメント:
文書・映像関係で使うフィルム。本書はマイクロフィルムの基本的取り扱いを示しています。


写真技法と保存の知識 : デジタル以前の写真-その誕生からカラーフィルムまで
ベルトラン・ラヴェドリン, ジャン=ポール・ガンドルフォ, シビル・モノー著 ; 白岩洋子訳
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担当教員からのコメント:
デジタル以前の写真を保存するための入門書。写真の技法の歴史、劣化の原因を解説し、保存上の注意点を助言。

標本学 : 自然史標本の収集と管理
【第2版】
松浦啓一編著
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担当教員からのコメント:
自然史系博物館の資料の根幹となる標本の取り扱い方を紹介。初版『標本学 : 自然史標本の収集と管理』

標本の本 : 京都大学総合博物館の収蔵室から
村松美賀子企画・構成・文
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担当教員からのコメント:
標本の多様な姿、収蔵の特徴や注意点を、京大博物館の膨大な資料から紹介。自然史の魅力に引き込まれます。

技術の歴史を未来に役立てるためには : 産業技術の歴史国際シンポジウム報告
担当教員からのコメント:
近代以降の産業技術資料の活用は、まだ研究途上です。産業技術の活用について議論した国際シンポジウムの記録。

文化資源の保存、活用及び創造を支える科学技術の振興
担当教員からのコメント:
文化財を含む資料保存に関して、具体例に則ってその保存活用の技術等をまとめています。

SOSふるさとの文化財をすくえ : 伝えたい古人(いにしえびと)の心と技 : 平成15年度夏季企画展
長野県立歴史館編
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担当教員からのコメント:
長野県立歴史館が行っている、各種文化財の調査や修理の成果を紹介する。



考古資料の修復・複製・保存処理
宮内庁書陵部陵墓課編
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担当教員からのコメント:
土器や鉄製品、石造物といった考古資料の保存について、処理過程を丹念に記録。宮内庁書陵部による展示会資料集。


はぎとり・きりとり・かたどり : 大地にきざまれた記憶 – (飛鳥資料館図録 ; 第61冊)
奈良国立文化財研究所飛鳥資料館 [編]
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担当教員からのコメント:
屋外の文化遺産である考古学的な遺跡や遺構を保存する、剥ぎ取りやレプリカ法を紹介する。

文化財の保存・修復の半世紀 : 元興寺文化財研究所創立45周年
元興寺文化財研究所編集
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担当教員からのコメント:
出土木製品や伝世資料の保存修復を手掛けてきた、研究所の歴史。文化財保存科学の歴史にも通じます。


高松塚古墳は守れるか : 保存科学の挑戦
毛利和雄著
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担当教員からのコメント:
壁画の劣化が見つかり、石室の解体に至った高松塚古墳。劣化の最新知見や国内外の壁画保存の調査を踏まえた検証。

築何年? : 炭素で調べる古建築の年代研究
国立歴史民俗博物館, 坂本稔, 中尾七重編
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担当教員からのコメント:
古建築の年代を炭素年代測定法で調査した例から、建物がいつ作られ、いかに保存継承されてきたかが分かります。

文化財分析
早川泰弘, 高妻洋成著 ; 日本分析化学会編
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担当教員からのコメント:
分析化学が専門でない者にも分かりやすく、文化財分析の基本的な考え方、分析機器の特徴、分析結果の意味について解説。実例から保存科学を学べる。






元興寺文化財研究所創立40周年記念論文集
元興寺文化財研究所, 元興寺文化財研究所民俗文化財保存会編集
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担当教員からのコメント:
保存科学の中心的役割を果たしてきた研究所による論文集。保存科学各分野の最新動向を知ることが出来ます。


木を視て森を観る : 植物利用の考古学 : 令和元年度夏季企画展
神戸市教育委員会文化財課編
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担当教員からのコメント:
植物を古代人はどう利用してきたのか。出土資料の保存、研究成果から具体的に紹介。


トレハロースを用いた文化財保存の研究と実践 : 糖類含浸処理法開発の経緯と展望
伊藤幸司著
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担当教員からのコメント:
トレハロースは身近な甘味料。この糖類を使った保存処理の歴史と有効性を解説。自身が行ってきた研究開発と実例から紹介。