



博物館が壊される! : 博物館再生への道
青木豊, 辻秀人, 菅根幸裕編著
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担当教員からのコメント:
相次ぐ法改正等で、日本の博物館はどこへ向かうのか。観光、活用が重視される現状を分析します。

市民のなかの博物館
伊藤寿朗著
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担当教員からのコメント:
市民が創るひらかれた博物館を提唱し、その理論化をめざした著者の遺作。市民、地域社会、博物館の連環を見据えた本書は、今でも色あせません。

思想としてのミュージアム : ものと空間のメディア論
村田麻里子著
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担当教員からのコメント:
メディア論から博物館を読み解き、博物館ブームと博物館冬の時代が同時にきている日本の思想的背景を示しています。




キュレーションの現在 : アートが「世界」を問い直す
フィルムアート社編
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担当教員からのコメント:
現在「キュレーション」は、アート、美術館以外の領域でも使われます。多様化した方法や役割を語る。類書『キュレーション : 「現代アート」をつくったキュレーターたち』



フランスの博物館と図書館
M.ブラン=モンマイユール [ほか] 著 ; 松本栄寿, 小浜清子訳
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担当教員からのコメント:
図書館・博物館の共通点と違いを明示したうえで、公開・利用法や、研究・生涯学習の機能を論じます。

現代に活きる博物館
君塚仁彦, 名児耶明編
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担当教員からのコメント:
学芸員として身につけておきたい基礎理論や歴史、法制度、仕事内容などを平易に解説。現場をイメージしながら学べるよう配慮。


現代美術キュレーターという仕事
難波祐子著
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担当教員からのコメント:
展覧会の企画運営に携わるキュレーターの仕事について、日本の学芸員と対比しつつ紹介。類書『キュレーション : 知と感性を揺さぶる力』

西洋博物学者列伝 : アリストテレスからダーウィンまで
ロバート・ハクスリー編著 ; 植松靖夫訳
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担当教員からのコメント:
自然界を探求する博物学は近代諸科学の根底にあり、博物館の収集展示の出発点でもあります。博物学者の歩みから、博物館誕生以前の知の営みをたどる。



博物館が好きっ! : 学芸員が伝えたいこと
四国ミュージアム研究会編
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担当教員からのコメント:
博物館の多様な活動を、あつめる、みせる、ひろげる、といったテーマごとに紹介。博物館への熱い思いが伝わってきます。

博物館という装置 : 帝国・植民地・アイデンティティ
石井正己編
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担当教員からのコメント:
帝国主義や植民地主義のもとで進められた博物館活動と収集資料は、当時の政治性を反映し、近代を物語ります。博物館の歴史的位置づけ、存在意義を問い直す。



博物館学入門 : 地域博物館学の提唱
金山喜昭著
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担当教員からのコメント:
博物館の社会的役割を住民と共に考え、野田市で実践活動を続けてきた著者が語る、人づくり、まちづくりを絡めた博物館像。

博物館学年表 : 法令を中心に : 1871→2012
椎名仙卓, 青柳邦忠著
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担当教員からのコメント:
日本の博物館学の歴史的展開を、法令に着目して整理。解説も細かく、日本の博物館の歩みをうかがえます。なお文化財については『文化財保護法五十年史』(ぎょうせい,2001)他を参照。

美術館はどこへ? : ミュージアムの過去・現在・未来
暮沢剛巳著
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担当教員からのコメント:
国民国家の成立と歩調をあわせて誕生した歴史、現在のメディアテークなど、時代を映す鏡としての美術館の姿を示す。「場所」「記憶」の問題として捉えるミュージアム論。

美術館は生まれ変わる : 21世紀の現代美術館
【新版】
太田泰人 [ほか] 編著
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担当教員からのコメント:
建築を主とした欧米美術館の動向を紹介。ただ本書が提示する美術館プログラムは、博物館の展示や普及活動全般を見据えています。


北の学芸員とっておきの《お宝ばなし》 : 北海道で残したいモノ伝えたいコト
北海道博物館協会学芸職員部会編
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担当教員からのコメント:
北海道に根付く特色ある自然・産業・文化を紹介。道内各地の博物館職員が熱く語る、とっておきの話題。

歴史のなかのミュージアム : 驚異の部屋から大学博物館まで
安高啓明著
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担当教員からのコメント:
博物館の意義を歴史的に考察。また海外と日本の博物館を比較検討し、今後の博物館のあり方を再検討する。


子ども博物館美術館事典
日外アソシエーツ編集部編
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担当教員からのコメント:
全国の博物館・美術館・科学館・大型児童館へのアンケート調査に基づき、子ども向けの展示、体験学習、グッズなどを紹介。館名索引付き。


地域主権の国ドイツの文化政策 : 人格の自由な発展と地方創生のために
藤野一夫, 秋野有紀, マティアス・テーオドア・フォークト編
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担当教員からのコメント:
地域主権に根ざした現代ドイツの文化政策を明らかにし、市民が芸術文化と社会とを結びつける活動を考察します。類書に『文化国家と「文化的生存配慮」 : ドイツにおける文化政策の理論的基盤とミュージアムの役割』


文化芸術基本法の成立と文化政策 : 真の文化芸術立国に向けて
河村建夫, 伊藤信太郎編著
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担当教員からのコメント:
2017年に出来たこの法律の、表現の自由、内容不関与の原則等の特徴を解説し、文化政策の今後を指し示します。


芸術としての身体 : 舞踊美学の前線
尼ヶ崎彬編訳 ; D.レヴィン[ほか]著
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担当教員からのコメント:
学芸員が活躍できる現場のひとつが演劇です。どんな演劇を上演し人々に届けるかを考えるコーディネーターとしての役割にも役立つ、基本の演劇論。類書に『舞踊のコスモロジー』

ユネスコと博物館
栗原祐司 [ほか] 著
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担当教員からのコメント:
ユネスコではどのように博物館やコレクションについて認識してきたのか。いまどこに向かおうとしているのか。ICOMの最新動向を見据え、世界と日本の博物館のあり方を考えます。

美術館って、おもしろい! : 展覧会のつくりかた、働く人たち、美術館の歴史、裏も表もすべてわかる本
モラヴィア美術館著 ; 阿部賢一, 須藤輝彦訳
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担当教員からのコメント:
美術館の成り立ちや展示など日常の活動を、図解し紹介しています。

博物館と文化財の危機
岩城卓二, 高木博志編
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担当教員からのコメント:
関連法改正が続いた博物館。文化財保護の進展が期待される反面、活用、観光経済一辺倒の姿勢は現場を疲弊させている。問題をあぶり出す。

みんなでまもった美術館
宮城県美術館の現地存続を求める県民ネットワーク編著
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担当教員からのコメント:
内容は表題等の通り。そして言い換えれば、「この本を読むと美術館・博物館の地域でのあり方が、とても良く分かる」。

新時代のミュージアム : 変わる文化政策と新たな期待
河島伸子, 小林真理, 土屋正臣著
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担当教員からのコメント:
文化政策が大きく変わる日本。ミュージアムの活動、地域との関わりなどを問い直します。