放射線腫瘍学


医学研究科の教員が学生向けに推薦した資料です。
推薦図書コーナー(禁帯出)もしくは2階開架室・電子ブックでの利用が可能です。
2階開架室の資料については、貸出可能です。

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放射線治療計画ガイドライン

日本放射線腫瘍学会編

金原出版, 2024

OPACで確認する

担当教員からのコメント
『放射線治療計画ガイドライン 2024年版 第6版』は、放射線治療の現場で実際に使われている計画立案の考え方や基本原則が、疾患ごとに体系的にまとめられた一冊です。本書は、がん治療における放射線治療の役割を正しく理解するための重要な基礎を提供します。放射線腫瘍科を志す方はもちろん、外科・内科・病理・画像診断など他科を専攻する方にとっても、チーム医療における放射線治療の意義と活用を学ぶ上で大いに役立ちます。医学部生のうちに本書を手に取ることで、「放射線治療とは何か」という漠然とした疑問が、「どのように」「なぜこのように治療を組み立てるのか」という臨床的な視点へと昇華されていくことでしょう。がん治療に関心を持つすべての学生に、強く推薦します。

書影

がん・放射線療法

大西洋 [ほか] 編集

Gakken, 2023

OPACで確認する(電子資料・学内限定)

担当教員からのコメント
『がん・放射線療法 改訂第8版』は、放射線治療の基礎から応用、疾患別の具体的な治療戦略までを網羅した、放射線腫瘍学の集大成とも言える一冊です。放射線生物学や物理学といった基礎領域から、患者ケアや医療制度、AIや粒子線治療といった最先端トピックに至るまで、1,300ページを超える圧倒的な情報量で構成されており、がん医療に携わる全ての医療従事者にとっての“実践バイブル”です。学生にとっては分量的にやや挑戦的な側面もありますが、「放射線治療とは何か」「がん治療の現場で今、何が求められているのか」を本気で学びたい方にとって、これほど信頼できる教科書はありません。将来、どの科に進むとしても、がん診療と向き合う以上、放射線治療の正しい理解は避けて通れません。臨床実習や卒後の進路選択に先立ち、放射線腫瘍学の奥深さを知るための“地図”として、ぜひ手に取ってください。

書影

やさしくわかる放射線治療学

日本放射線腫瘍学会監修

Gakken, 2024

OPACで確認する(電子資料・学内限定)

担当教員からのコメント
『やさしくわかる放射線治療学』は、令和4年版の医学教育モデル・コア・カリキュラムに準拠し、放射線治療に必要な基礎知識から具体的な臨床応用までを体系的にわかりやすく解説した決定版テキストです。豊富なイラストや図表を用いて、難解になりがちな物理学的・生物学的な原理も丁寧に説明しており、医学部学生や研修医、診療放射線技師、看護師など幅広いメディカルスタッフにとって最適な学習書となっています。

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Pocket radiation oncology : the MD Anderson Cancer Center handbook of radiation oncology

edited by Chad Tang, Ahsan Farooqi ; advisors Albert C. Koong, Prajnan Das, Chelsea C. Pinnix

Wolters Kluwer, 2025

OPACで確認する

担当教員からのコメント
『Pocket Radiation Oncology, 2nd Edition』は、放射線治療に興味をもつ医学部生にとって最良の入門書のひとつです。この一冊には、がんに対する放射線治療の考え方、治療アルゴリズム、よく使われる線量や照射範囲の工夫といった臨床の“リアル”が、コンパクトに凝縮されています。携帯に便利なポケットサイズながら、疾患ごとの治療方針や重要な臨床試験のまとめ、放射線の副作用管理まで幅広くカバーしており、実習や病棟実地でも役立つ内容です。とくに放射線治療に不慣れな段階でも、箇条書きや図表中心の構成により、負担なく知識を吸収できる点が魅力です。放射線治療の全体像を把握したい、治療現場での判断に触れてみたい――そんな学生の知的好奇心に応えてくれる一冊です。放射線腫瘍学の臨床に一歩踏み込むきっかけとして、強くおすすめします。

シラバス・分野情報

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神戸大学医学研究科 内科系講座 放射線腫瘍学分野 放射線腫瘍学部門