A discourse of trade, from England unto the East-Indies : Answering to diuerse objections which are usually made against the same


A discourse of trade
Mun, Thomas著?, 1621.
著者トーマス・マンは東インド会社の重役である。金銀の輸出によるイギリス国家財宝の喪失、その他諸々の理由に基づく東インド貿易反対論に対し、本書を著し明確にこれに反論した。彼は「貿易平衡論」を論拠とし、金銀の一時的輸出が結果的には国外に流出するよりも多くの貴金属の流入をもたらす過程を極めて巧妙に論述している。
(社会科学系図書館(5-3-1840))
参考文献 : 南 諭造 「古版経済書管見」(神戸商大新聞 昭和10年3月20日号)