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《論文》
南極条約体制における管轄権
柴田明穂著
岡山大学法学会雑誌 70(3-4), 2021-03
OPACで確認する
担当教員からのコメント:
領土紛争を棚上げした南極地域において、人間活動を規律するための国家の管轄権はどう行使されうるのか。

《論文》
南極の環境と生態系を守るしくみ:過去・現在・未来
柴田明穂著
極地 (109), 2019-09
OPACで確認する
担当教員からのコメント:
南極における環境保護の国際法の展開につき、主に日本との関係で概説したもの。

《論文》
南極バイオプロスペクティング活動の実態:日本の事例を中心に
柴田明穂著
南極資料 = Antarctic Record 54(1), 1-10, 2010-03
OPACで確認する
担当教員からのコメント:
日本の南極観測隊員が収集していた土壌の中から不棟タンパク質を生成する菌類を発見し、培養して、特許を取得した。果たして、これは南極条約で論争となっているバイオプロスペクティングと言えるのか?

《論文》
国際法形成フォーラムとしての南極条約協議国会議の「正当性」
柴田明穂著
国際法外交雑誌 99(1), 1-31, 2000-04
OPACで確認する
担当教員からのコメント:
南極条約体制は閉鎖的で、透明性に欠けるという国際社会の批判に対し、日本を含む協議国はどう対応してきたか。
その他の参考文献
《論文》
南極環境責任附属書の国内実施:日本の課題と展望
柴田明穂著
(国際法学の諸相 : 到達点と展望 : 村瀬信也先生古稀記念 / 江藤淳一編)
OPACで確認する
担当教員からのコメント:
2005年に採択された環境保護議定書の第6番目の附属書「環境上の緊急事態から生じる責任」をめぐる法的課題を特に日本との関係で詳細に分析。

International law and the Antarctic Treaty system
by Sir Arthur Watts
OPACで確認する
担当教員からのコメント:
もっとも信頼できるスタンダードな南極条約体制の教科書。情報は古いが基本的な部分は変わらず有益。
Antarctica : legal and environmental challenges for the future
edited by Gillian Triggs and Anna Riddell
OPACで確認する
担当教員からのコメント:
比較的新しい南極条約体制の諸課題を論じる論文集。
※本ページの図書の書影は紀伊國屋書店ウェブストアのものを利用しています。
授業情報
※2021年度の情報です
担当教員
柴田明穂 SHIBATA Akiho
神戸大学研究者紹介システム / GSICS website
キーワード
国際法 極域 北極