《2021年度版》国際極域法 I(柴田明穂先生)


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国際法 = International law

【第4版】
浅田正彦編著
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担当教員からのコメント
第9章「国際化地域・空域・宇宙」使います。

ベーシック条約集

【2021年版】
浅田正彦編集代表
柴田明穂[ほか]著

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担当教員からのコメント
条約集の決定版。「国際化地域」の章が充実。

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《論文》
国際法学者、初めて南極に立つ

柴田明穂著
極地 (105), 2017-09
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担当教員からのコメント
著者の2017年の南極地域観測隊同行時の記録。

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《論文》
南極条約体制における管轄権

柴田明穂著
岡山大学法学会雑誌 70(3-4), 2021-03
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担当教員からのコメント
領土紛争を棚上げした南極地域において、人間活動を規律するための国家の管轄権はどう行使されうるのか。

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《論文》
南極の環境と生態系を守るしくみ:過去・現在・未来

柴田明穂著
極地 (109), 2019-09
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担当教員からのコメント
南極における環境保護の国際法の展開につき、主に日本との関係で概説したもの。

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《論文》
南極バイオプロスペクティング活動の実態:日本の事例を中心に

柴田明穂著
南極資料 = Antarctic Record 54(1), 1-10, 2010-03
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担当教員からのコメント
日本の南極観測隊員が収集していた土壌の中から不棟タンパク質を生成する菌類を発見し、培養して、特許を取得した。果たして、これは南極条約で論争となっているバイオプロスペクティングと言えるのか?

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《論文》
国際法形成フォーラムとしての南極条約協議国会議の「正当性」

柴田明穂著
国際法外交雑誌 99(1), 1-31, 2000-04
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担当教員からのコメント
南極条約体制は閉鎖的で、透明性に欠けるという国際社会の批判に対し、日本を含む協議国はどう対応してきたか。

その他の参考文献

《論文》
南極環境責任附属書の国内実施:日本の課題と展望

柴田明穂著
(国際法学の諸相 : 到達点と展望 : 村瀬信也先生古稀記念 / 江藤淳一編)
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担当教員からのコメント
2005年に採択された環境保護議定書の第6番目の附属書「環境上の緊急事態から生じる責任」をめぐる法的課題を特に日本との関係で詳細に分析。

南極条約体制と国際法 : 領土、資源、環境をめぐる利害の調整

池島大策著
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担当教員からのコメント
日本語で読める唯一の南極条約体制に関する体系書。情報が既に古くなっている。

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International law and the Antarctic Treaty system

by Sir Arthur Watts
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担当教員からのコメント
もっとも信頼できるスタンダードな南極条約体制の教科書。情報は古いが基本的な部分は変わらず有益。

Antarctica : legal and environmental challenges for the future

edited by Gillian Triggs and Anna Riddell
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担当教員からのコメント
比較的新しい南極条約体制の諸課題を論じる論文集。

Research Handbook on Polar Law

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担当教員からのコメント
北極も対象にしているが、最新の南極条約体制に関する論点毎の考察。

The yearbook of polar law

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担当教員からのコメント
南極条約体制の最新論考を多く含む、年鑑。電子版にて関心ある論文を検索するのもよし。

※本ページの図書の書影は紀伊國屋書店ウェブストアのものを利用しています。

授業情報

※2021年度の情報です

担当教員

柴田明穂 SHIBATA Akiho

神戸大学研究者紹介システム
/ GSICS website

キーワード

国際法 極域 北極

シラバス・開講情報

・前期:1I321-月3/Syllabus
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